赤磐市: 熊山遺跡


熊山遺跡
熊山遺跡
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熊山遺跡 熊山遺跡 熊山遺跡 熊山遺跡
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熊山遺跡・歴史・観光・見所
熊山遺跡概要: 熊山遺跡は全国唯一の石積遺構と言われる遺跡で、一見すると小型のピラミッドを思わせる形状をしています。石積みは3段構成で、総高さ約3.5m、基壇部一辺11.7m、下段一辺7.7m、中段一辺5.2m、上段一辺3.5m、段の高さはそれぞれ約1.2m、中段目の石積みの各面には高さ65〜90cm、幅62〜73cm、奥行90〜136cmの横穴が設けられています。伝承によると、この横穴には巻物が入った陶製の5段重ねの筒型容器が納められていたと伝えられています。熊山遺跡のある平場は天平勝宝6年(754)、聖武天皇の勅願により唐僧鑑真和尚が開いた霊山寺跡で周囲には大小32基にも及ぶ類似の基壇の遺構や石仏、石碑などが点在しています。熊山遺跡は古代から信仰の対象になってきた熊山(標高508m)の山頂付近にあり、基壇部は古代の自然崇拝の祭祀場とされる磐座と見られた為、当初は謎の石積遺構とされましたが奈良時代前期に築造された仏塔説が有力視されています。熊山遺跡は昭和31年に国指定史跡に指定されています。
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