美作三湯

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美作三湯:概要 美作とは古代日本の律令制度によって制定された行政区の1つ美作国を由来としています。おおよそ真嶋郡、大庭郡、苫田郡、久米郡、英多郡、勝田郡が範囲で明治4年(1871)にはそれらを統合した形で北條県が立県しています。しかし、明治9年(17876)に岡山県に統合されると交流が進み地域性や独自性が失われつつあります。その美作地方には湯郷温泉・湯原温泉・奥津温泉の3つの名湯があり何時しか美作三湯と呼ばれるようになりました。湯原温泉は性空上人(書写山圓教寺の名僧)が天童に導かれ発見したのが始まりとされ、砂湯は露天風呂番付で西方の横綱に格付けられています。戦国時代には五大老の1人宇喜多秀家の生母が湯治に訪れるなど古くから名湯として知られていました。泉質はアルカリ性単純温泉(穏和性低張高温泉)。湯郷温泉は円仁法師(比叡山延暦寺の高僧)が当地に巡錫で訪れた際、傷ついた白鷺が湯浴びをしていたのを見て源泉を発見したと伝えられ歴代津山藩主からも保護されました。泉質はナトリウム、カルシウム塩化物泉。奥津温泉も津山藩から保護された温泉で、露天風呂(洗濯湯)を利用した足踏み洗濯が有名です。一説にはこの辺には熊や狼が多数生息していた為、洗濯中も辺りを見回せ逃げ易かったとも云われています。泉質はアルカリ性単純温泉。

美作三湯:歴史・観光・見所

湯郷温泉
湯郷温泉
湯原温泉
湯原温泉
奥津温泉
奥津温泉

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