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由加神社 |
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由加神社概要: 由加神社の鎮座する由加山は、古くから信仰の山として神聖視され、境内には古代自然崇拝の祭祀場である磐座が設けられていました。天平5年(733)、行基菩薩が十一面観音が安置、以降、神仏習合の由加大権現として信仰されました。平安時代末期の兵火により多くの社殿、堂宇が焼失し一時衰退しましたが室町時代に入り増吽僧正によって中興され寺運も隆盛しました。江戸時代に入ると岡山藩主池田家の祈願所として庇護され、藩主自ら参拝に訪れたそうです。明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式を引き継いだ蓮台寺と分離、神社として独立しています。ただし、分離後も境内が入り込み、建物が由加神社の所有か蓮台寺の所有か一見では判断出来なく、関係性もあまり良くないようです。現在の本殿(岡山県指定文化財)は寛延元年(1748)に再建されたもので比翼入母屋造、銅板葺、桁行3間、梁間1間、正面に3間向拝付、本殿背後の巨石が古代巨石信仰の中心だった所で蓮連寺と分離前は社殿に由加大権現が安置されていました。日本三大権現とも云われ金比羅宮(讃岐)と両方参拝すると「両参り」とされ、念願成就すると云われています(蓮台寺の主張では神仏分離の際、由加大権現は蓮台寺に移された為、由加神社と由加大権現は関係無いとしています。)。
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