|
|
|
| 清泰院 |
 |
| [ 付近地図： 岡山県 ]・[ 岡山市 ] |
|
|
| 清泰院概要： 清泰院の創建は慶長１４年（１６０９）、岡山藩執政の池田利隆（藩主忠継は幼少だった為、異母兄で姫路藩主だった利隆が岡山藩の藩政も行っています。）によって開かれたのが始まりとされます。当初は法源寺と称していましたが慶長２０年（１６１５）に初代藩主池田忠継が死去すると２代藩主忠雄が菩提寺として整備し寺号を龍峰寺に改めています。寛永９年（１６３２）、忠雄が死去すると跡を継いだ光仲は幼少だった為、鳥取藩（鳥取県鳥取市）に移封、代わって鳥取藩から宗家である池田光政が岡山藩に入封、その際、姫路から池田輝政・利隆の菩提寺である国清寺を移しました。忠継と忠雄の墓碑は国清寺の支院である清泰院の管理となり、明治維新まで鳥取藩の庇護によって運営されました。清泰院には鳥取藩から派遣された藩士が常駐する為に長屋が設けられ十数人体制で厳重に守衛されていました。明治４年（１８７１）に廃藩置県が発令されると鳥取藩は廃藩、藩主池田家からの庇護もなくなり衰微し、昭和３９年（１９６４）に新京橋架橋に伴い多くの敷地を売却し現在地に移転、さらに昭和５３年（１９７８）に残された境内に建立されていた霊廟を現在地に移しました。境内には池田忠継廟（岡山県指定重要文化財：江戸時代初期、入母屋、正面唐破風、本瓦葺、桁行３間、梁間２間）、池田忠雄墓所鉄灯台（岡山県指定重要文化財：江戸時代初期、鋳鉄製、花崗岩製六角基壇、総高２．３ｍ）、池田忠雄の墓塔（岡山市指定重要文化財：江戸時代初期、幅７間×奥行５間の基壇の中に忠雄、芳春院、加藤主膳正の墓が並んで建立されている。）があります。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| ※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的（当サイトの名前を使って）に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「岡山県歴史観光案内所」は「岡山県の歴史」、「郷土資料辞典−岡山県」、「日本の城下町−山陽」、「城郭と城下町−山陽」、「山陽道二」、「パンフレット」、「案内板」、「関係ＨＰ」等を参考にさせていただいています。 |
|
